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今では私の生活の中でJotish(ジョーティッシュ:インド占星術)を学ぶことはかけがえのない時間となっています。

ホロスコープを読めるようになるのに10年かかるというJotish…

私はチャート上で知性や情報処理をつかさどるMe(水星)が一番弱いとされる減衰星座、うお座に入っている(キャンセルされているとはいえ)ので、論理的に考えたり話したり、情報処理が苦手で、難解なJotishについていくのは大変なのですが、私の師であるKeiko先生のお話を聞くときは喜びのひとときで、魂が躍動していることに気づきます。

Komila先生(Keiko先生の師)のリーディングによると、私は過去世からJotishを学んでいたということで、納得するとともに、今世でまた出会えたことに感激しました。

 

Jotishはいわば、宇宙の秘密のうたです。

私は西洋占星術を学んだことがないので違いを説明することができませんが、大きく特徴づけられるのはカルマを読み解く科学であるということです。

過去世から積み上げたカルマを読み解き、自分の心の傾向(ヴァーサナ)を客観的に把握し、いかにダルマ(使命の発現)の方向へ自分自身をコーチングしてモクシャ(マインドからの解放あるいは悟り)へ向かっていくかという魂の旅路に、光を与えてくれる灯火(ともしび)としての役割がJotishにあります。

インド占星術を極めていくと次の日に何が起こるか大体わかってきたという先生もいらっしゃるほど、ある意味正確さがありますが、その人がどれだけ過去の出来事から学びを得ているかによっても惑星の発現の仕方は変わっていくので全てが運命づけられているわけではありません。

 

例えば土星(Sa)はカルマの星といわれ、制限や困難さ、別離を与えます。 この地球に生まれていれば、土星は必ずどこかの空にあり、滞在する惑星からそれぞれのハウスに影響を与えているので、ときがくれば土星(Sa)がもたらす困難さに直面することは誰ひとり免れることはできません。

自分の月(Mo)の上を土星がトランジット(今現在運行している惑星の配置)することをサディサティといい、心理的につらい時期になります。

しかし、人生における困難さを後から振り返れば、あれがあったから気づけたとか、忍耐を養うことができたといった経験となるように、土星はいじめたくて事象をひきおこすのではなく、モクシャに向かうために必要な教訓を与えたいという意図があるというのです。

 

星を学ぶと謙虚になります。

私たちは早くゴールにつきたくて、すぐ覚醒できる! とか、何かの方法論に飛びつきがちですが(数年前の私がそうでした。 )、ゆっくりじっくり焦らず、大変な時も、宮沢賢治のうたのように右往左往しながらも、必要があって展開していると腹を据えて毎日を感謝して丁寧にいきること以外にないことが理解できるのです。

 

おひとりおひとりの尊い人生の巡りの中で、できるだけ寄り添い(その方のホロスコープを感じること)、タイムウェーバーも活用しながら明確で客観的なアドバイスをさせていただくことが、ヒーラー、セラピストとしての私の切なる願いです。

 

※こんな風に書くと、もうすでにホロスコープを読めるような感じがするかもしれませんが今の段階では私はホロスコープリーディングをすることはできません。

リーディングにご興味のある方は先生をご紹介いたしますのでお問い合わせくださいね。

 

興味深いことに、インド占星術とタイムウェーバーはとてもリンクしており、最近ではさらにヴェーダ哲学を反映した新しい新モジュールが次々に追加されています。

人生の4つの段階で今、どこのステージにいてどのように方向づければよいのか詳細に分析するモジュールです。

ヴェーダ哲学で、5つのコーシャ(鞘)といわれるもののどこに課題があり、どうアプローチしていくか分析するモジュールです。

答えも、うなるほど的確です。

このあたり、私のホロスコープとタイムウェーバーのアドバイスの過去の事例を少しづつこのブログでシェアしていきたいと思います。

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